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2016年8月28日日曜日

栴檀(せんだん)杢のテーブル

3年前に樹齢約70年(直径80㎝位)栴檀をテーブルに加工するため。
正目の部分を切り出し割れ止めをして保管していたものです。

栴檀(せんだん)のテーブル栴檀(せんだん)のテーブル

杢(もく)天板

杢(もく)のある部分を選び天板に加工しました。
※杢とは、大きくなった古木の重さで捻じれや圧力が加わりできる
 独特の模様色んな種類がありますが、この栴檀の杢は縮杢と思われる。


栴檀(せんだん)の波杢栴檀(せんだん)の波杢

雇ざね継ぎ(やといざねつぎ)

(30㎝×30㎝)×4枚と(30㎝×15㎝)×4枚を用意して 雇ざね継ぎ で
接合する。
※雇ざね継ぎとは、2板の断面に溝を掘り溝につなぐ木片を接着して
 強固に接合する方法
2種類の板を接合して(30㎝×45㎝)を4枚作り。
同じく雇ざね継ぎで(30㎝×45㎝)を接合して60㎝×45㎝2枚を作る。
これを接合して90㎝×60㎝の一枚板にする。
隙間なく接合するために削る作業をしたので最終的には、
89.5㎝×58㎝になりました。

接合断面を隠すためとデザインを考えて、1.2㎝の板で回りを接合する。
接号部分のズレを少なくする意味もあります。


反り止めの鉄フレーム足の部分のカバー

天板の反り止め

天板裏側には、鉄のL字フレームを天板の反り止めのために
取り付ける。栴檀は乾燥しにくい樹木なので切り出してから3年目位では、
反り、歪みが出る可能性がある。
厚み5㎝ありますので、ズレ、狂いが出てくれば削って調整します。
本当の完成までには、数年待ちましょう。

リサイクル

テーブルに仕上げるために我が家にあったテーブルをリサイクル
利用しました。鉄製の足と天板取り付け部分だけを使用する。


四角に囲った柱

支える柱

足の部分は、同じ栴檀を薄く切り出して覆って作成。
支える円柱の部分は、四角形にして取り付けた。
同じ栴檀では、強度とバランスを考えるとこの方法が良いでしょう。
全て無垢の木で作りたいのですが今は無理です。今後の技術の
習得が必要でしょう。

2016年8月20日土曜日

木製ペンケース(筆入れ)の作成

木製名刺入れをかなり作成して詳細な部分の作り方が習得できたので
今度は、木製ペンケース(筆入れ)を作ってみます。
今回は蓋を斜めにした構造とヒンジ部(可動部)を変えました。

木製ペンケース(筆入れ)

切り分けとくり抜き

材料の切り分けとくり抜きを行い内側をヤスリで削り滑らかにする。
ヒンジ部(可動部)の部分は、内側を斜めにカットして開閉が楽に
できるようにする。

木片を切り分ける切り抜き後各パーツを作る

木目を合わせてつなぐ

木目がずれない様につなぐ時の注意点は、切り抜いた中身の板を
接着する際に入れておくと、かなり強く圧着しても変形しないしきれいに
木目を揃えるやすくなる。
更に表面をサンダーで仕上げる場合に平面を維持できる。


可動部分(ヒンジ)と開閉部分(ラッチ)をつなぐベルトサンダーで仕上げる

蓋を斜めにした開閉部分

開閉部分を取り付けてベルトサンダーで仕上げるてから角をとり
手触りを良くする。
蓋を斜めにしたので開閉部分が綺麗になる。ただし蓋の可動部分が
低く開くので長さか幅を少し大きくする必要がある。


角丸にしてペーパーで滑らかのする。


使いやすさを

われ止めをして蜜蝋で仕上げる。ボールペンやサインペンなど3~4本
入れることができ使用時は蓋にも立てかけれる。蓋の隙間には
消しゴムを入れられます。


2~3本は収納できる蓋に立てかけれる



2016年8月8日月曜日

木製名刺入れ作り方(山桜)2

部品に加工組み立て

切り分けと組み立て

切り出した木片を3枚(約5㎜1枚と約3㎜2枚)切り分けてから5㎜の
中をくり抜き3㎜は蓋と本体に分ける。(左図は別の形の切り分け画像)
木目を合わせて接合する。(右図)

可動作成大きさを調整

開閉部分の調整

竹ぐしを使いヒンジ部(可動部)とラッチ部(閉まる所)を作る。
開閉でカチッと音がする様に調整するのが難しい。
何度も失敗をしてやっとうまくいく調整がわかりました。

角丸に仕上げる仕上げ塗装

仕上げと塗装

ベルトサンダーなどで角を取り丸みのある形に仕上げる。更にわれ止め、
防水、強度を増すために【木固めエース】を内側、外側に塗る。
【木固めエース】は、食器に使用される安全性のあるウレタン系の塗料。
木製の傷んでボロボロの文化財を固め保護するためにも使用されている

蜜蝋にて仕上げる

木目のきれいな木製名刺入れ

塗料を塗ってから翌日に薄く表面の塗料を削り木目を自然な状態に戻す。
細かい目のペーパーで仕上げてから蜜蝋を塗って完成です。

2016年8月3日水曜日

木製名刺入れ作り方(山桜)1

切り倒された直径60㎝位の山桜を薪用に長さ40㎝に輪切りにして
割って一年ほど乾燥した状態。

山桜

更に乾燥1年

木目などが木工に使えそうな部位を製材して更に1年ほど保管します。
山桜の赤くなった心材を選びました。木目がきれいに出ています。

製材した山桜

木片を切り出す

【木製名刺入れ】を作成するために縦11㎝横8㎝厚さ1.5㎝を目安に
切り出して木片を作ります。
完成する【木製名刺入れ】より各寸法は多めになっております。
木目を合わせたりベルトサンダーで研磨したりして仕上げるためです。

調整した木片

材料を落ち着かせる

切り出した木片は、しっかり乾燥していても小さく切りだすとわずかに
ゆがんだり反ったりするので、数か月保管して置いてから
【木製名刺入れ】の作成に取り掛かります。

木片の保管

【木製名刺入れ】の制作工程

ようやく木製名刺入れの作成に取りかかれます。
作業については近日中にご報告いたします。